2013年5月10日金曜日

初代リカちゃんのこと


古いおもちゃの専門店があるのだが、
このところシャッターが閉まっていて
もしかして閉店しちゃったんじゃないかと心配していた。


だが今日の新聞で閉店ではなく移転したことを知った。
よかった。今度行ってみよう。


さて90年代の終わり頃、そのおもちゃ屋さんのウィンドーに
当時物の初代リカちゃんといづみちゃんが飾ってあったことがあった。


1992年にレプリカの初代リカちゃんが出ていて、そちらは
以前からそのお店に置いてあり、それを買おうかどうか何度か悩んだ。


レプリカとはいえ初代なので押さえておこうかという
マニア心もあったし、その時はすでに発売から何年も経っていて
今を逃したらもう手に入ることはないかもしれないという思いもあった。


だからいつも手には取るものの
ちょっと好みじゃなんだよな、と戻していた。


だが本物の初代に私は魅了された。
なんというか時を経た初代はレプリカとは違うものだったのだ。


「初代ってこんなに美人なんだ…。」


ウィンドーに張り付いて欲しい欲しいと心でつぶやきつつ眺めたが
リカちゃんに二万円はちと大きかった。


それから一週間くらい経って仕事で田舎へ行くことになった。
仕事を終え叔母の家に行ったら叔母が箱を持ってきて言った。


「人形もらったんだけどちょっと好みじゃないんだ。
あんたいる?」


叔母も人形が好きなのだ。


箱をあけるとそこに入っていたのは初代リカちゃん!
初代ママ、お姉さんのリエちゃん、初代レディリカもある!


こんなことってあるんだなぁ。






大喜びしたわりにあまりかまっていないかも。
大事にしまってあるといえばそうなのだが。






一緒にいただいた当時のドレスも何着かあるが
リカちゃんキャッスルの復刻初代に触発されて
このリカちゃんに服を作ろうか、と思っている。







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