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2013年8月15日木曜日

服の覚書・リカちゃんキャッスルin東京(2013 8 4)用







◆ カントリー皮ベストセット ◆


三着ずつ製作。
¥3,000


わりとイメージ通り出来たが、ややスカートがボリューミーだったろうか。


端処理がない分赤のスカートのレースの方がスピーディに行くだろうと思ったが、
青のフリルの方が縫いやすく、早く仕上がった。


ボタン、スナップはpb’factoryの、
カメオ、ブレードはIvoryの通販で入手。


pb’factoryは届くまでがかなり早く、Ivoryは送料がかなり安い。






皮がミシンに張り付くため下に紙を敷いて縫う。
針目は大きく。
縫い代はボンドで貼る。
バックスキンの小さいパーツはミシンでは縫いにくいので手縫い。
目打ちで穴を開けながらやる。
ボタンも同じく。
それでも指にかかる負担は大きい。



リボンを縫い付けた上にグルーガンでカメオを貼る。
ピンタックは縫わずに折っただけ。
(下のお嬢様服も同じく)


ブラウスはローウエストワンピースの型紙。
作りかけのワンピースを転用したため丈がやや短めだったのでレースを足した。
袖にボリュームがありすぎたので削った。
またブラウスを作るなら型紙を作り直した方がよさげ。



帽子の飾りがレースだと、胸元のレースと相まってくどすぎると感じたが
一度貼り付けてしまうとはがす時表面の色まではがれてしまう。


仕方がないので青セットのうち二つはレース、一つはリボンにした。
ただ帽子単独で見るとレースはやっぱり可愛い。


イベントで売れたのはレースの方だった。


後から作った赤セットの帽子はリボンにした。
全体を見た時はこちらの方がすっきりしていていいと思う。


糸巻きにパテを盛って作った型を使用。
18ジェニーにはやや大きくマリーンにはやや小さい。


一応青系メインで赤はついでのような感じで作ったのだが
なぜか赤の方が売れ行きが良いようだ。


イベントでは青一着赤二着が捌ける。
残りのうち二着をオークションに出した。
赤青共に売れる。
青がもう1セットあるのでもう少ししたらまた出そうと思う。










































◆ お嬢様セット ◆


バーバリー地使用。
二着製作。
¥2,500

形としては定番。
慣れない布のせいかいつも使う型紙であるにもかかわらずゆるみがなく
ボディにかなりぴったりフィット。


なぜか袖も短く、ジェニーボディにはぴったりだが
オビツボディだと手首関節が丸見えになってしまう。


付け襟風だが付け襟ではない。
身ごろに縫い付けようとしたがうまくいかず、身ごろが狭まってしまった。


なので要所を縫い止めている。


イベントで一着捌け、もう一着はオークションに出している。
今のところ一件入札あり。







◆ ノースリーブティアードワンピ ◆


一着製作。イベントで捌けた
¥1,200


唯一のリカサイズ。
イベント前日の午後九時をすぎてから型紙を作り始めたという。


ありがちなデザインだが可愛くまとまったと思う。
カントリーな柄だがバイカラー風にすると案外お洒落。


ジェニーサイズに慣れているので形になるまで小さすぎるんじゃないかと不安だった。


左肩の下にコサージュを付ける予定だったがうまく作れずリボンに。
帽子は前に作ったものを合わせた。


わりとラクに作れるし身ごろの布がまだあるのでまた作ってみようと思う。





2013年5月2日木曜日

タカラバービーのこと・後編


急速にジェニーにハマった私は当時原宿にあったジェニーショップによく行った。


週に何日かは原宿に用事があったので
人気館のジェニーショップがある竹下通りは通り道だったのだ。


もちろんラフォーレ原宿のジェニーショップにも行った。
今思うとジェニーファンにはいい時代だったかもしれない。


だがまだまだ冷静だった私、
前を通る度に寄るというほどの頻度ではなかったので、ジェニーショップ閉店後に
「もっと行けばよかったあぁぁぁ!あれ買っときゃよかったあああぁぁぁぁ!」
と後悔することになる。


嗚呼素晴らしき哉ジェニーショップ。





その人気館ジェニーショップに当時展示してあったのが
カームオリジナル限定ドレス、浴衣の「粋(いき)」だった。


他に「ドリームウエディング」と「ターコイズマジック」があった。
赤チェックのワンピと上着がなぜターコイズなのかは謎だ。


カームというのは…え~、カームというのは…
「協力(株)カーム」とあるのでファッションデザインの会社なんじゃないかな。


さてその粋、モデルのジェニーがショートヘアだった。


旧タイプのジェニーの顔があまり好きでなかった私だったが
(マーババービーへの思い入れもあると思う)
そのジェニーはとても可愛く見えた。


この顔はショートやボブが似合うんだねきっと、と
躊躇することなく手持ちのバービーの髪を切ってしまった。


なにしろ初期ジェニー(バービーだけど)なもので
植毛の技術がまだ未熟だったらしく左右の毛量がかなり違っていて
それが気になっていたのだ。


そうか、気に入らない部分があったらカスタムすりゃいいのか。
そんなことに初めて気付かせてくれたのは彼女だった。


だが頼む、もう貴重なドールをカスタムするのはやめてくれ、私。


でもやらないならやらないでここをこうすればもっと好みなのに、
と葛藤し続けるのもまた事実。





ドール服作りにすっかり目覚めてしまった私は今度はワンピースを作った。





最初に買ったJeNny'93夏号には欲しい型紙がなく、
(あとで見直したらあったんだぜ)
もっとリアルでボディにぴったりフィットしたゆるみなしの
「上級者向け」の型紙はないのかとほざいていた。





超初心者が何を言っとるかー!





右袖カフスのところほつれてるし!
そもそも右袖がキツすぎて力を入れないと腕が通らないからほつれたんだし!
見返し付けてないし!
襟が浮きまくるから縫いとめてるし!
ウエストの縫いしろ逆に倒してるし!
上を目指すなら基本をちゃんとせんかーい!
突っ込みどころ満載!


…まぁ初めてはこんなもんでないかい?
いや初めてでも素敵なのを作る人は多い。


正直イマドキの流行に敏感な子供ならもっとずっとハイセンスな服が作れるだろう。


そう、私には生まれついてのセンスというものがない。
そんなこんなでオカン服ばかり作っていたが楽しかった。


JeNny'93秋号」も当然買った。


そこでエクセリーナを見て電撃に打たれ
いよいよ本格的にドールにハマり、抜け出られなくなるのだった。





退色していたので何度もリップを塗り直した。


最初に使ったのはMr.カラーでもなくアクリル絵の具・リキテックスでもなく
夏休みの工作用エナメル塗料。


その後アクリル絵の具になり(なんて危険)Mr.カラーになった。


何度やっても気に入らなくてリップを落としたまましばらく放置していたが
リカちゃんキャッスルにリメイクをお願いして綺麗になって帰ってきた。


チークもしっかり入れていただいたので退色も目立たない。
むしろ健康的で可愛らしい。


レディ・マリアボディのせいかすごく猫背に見えるのが難点。
同じボディでもレディ・マリアはシャンとしてるのにな。





2013年5月1日水曜日

タカラバービーのこと・前編


レディ・マリアボディのタカラバービー 1982年発売。






当時ジェニーだと思っていたこのバービーはもともと妹のもの。


このタカラバービーとフローラ(緑目かグレー目かは不明)、
大徳寺貴更を友達同士で交換し合ったのだそう。


その話から推察するとおそらく198788年頃に買ったと思われる。


長らくなぜかシューズラックの上に放置されていた。
玄関周りを掃除する際邪魔だったため妹に捨ててもいいか聞いたところ
「いいよー」という返事(おい親友からのプレゼントじゃないのか?)。


じゃ捨てるか、と思ったものの本当に捨てていいのか迷った。
燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか。
いやその前に人の形をしたものを捨てるってどうなのよ、と。


…そういえば一度ゴミ箱に入れてしまった気がするな。


そうだ、ジェニーの専門誌があった。
本屋さんでチラ見というかパラ見したことがある。
友人が一緒だったんでウケ狙いで手に取ったのだ。
調べたら'91夏号だった。


それ以前にも手芸屋さんで見たことがある。
後で知ったがそちらはジェニーファッションクラブという単行本だった。


それに載っていたくつしたを利用した服を見よう見まねで作り
マーババービーとケンに着せたこともある(ちなみにペアパジャマ)。


開きの作り方がわからないので被り込みにしたが
それを考慮した襟ぐりのサイズではなかったので
かなり無理矢理頭をねじこまなくてはならずあまり着せなかった。
捨てた憶えはないが引っ越しのどさくさで無くしてしまったようだ。


ジェニーに可愛い服を作って着せて飾れば
立派なインテリアなんでないかい?


さっそく本屋さんへ行き「JeNny'93年夏号」を手に入れた。
あとで思うと本当にタイミングがよかった。
JeNny」は季刊誌なので発売は三か月に一度だったから。


こんな世界があったのか、と感激してさっそく作ったのは
やっぱり被り込みのくつした服だった。









2013年4月30日火曜日

布選びの旅も果てしない


布を買ってきたのだ。


このところ手持ちの布を消化するようにしていたので
ガッツリ布を買うのは久しぶりな気がする。


昨日今日で七種類の布を買ったわけだが
うち四種類はリピートだったりする。


目的地は片道約20分の手芸屋さんのみだというのに
行って帰るのに五時間もかかったってどうよ。
どうよと言われましても。


それだけ時間をかけたにもかかわらず
買ったのは昨日目星を付けておいたやつばかり。






でも悩んだんだよ。


一番悩んだのは左にある茶のバーバリー。
悩んだというか見つからなかったというか。


バーバリーちゅうのはブランドじゃなくて綾織りの布ね。←大雑把な説明


ベストにする予定なのだが本当は豚革が欲しかった。
革ベストにしたかったのだが欲しい色と厚みがなかったのだ。


合皮では布幅がありすぎて大量に余ってしまう。


で、ちょっと高級感のある無地布を探したのだがもうほんっとにない。
これしかない。他にいいのないか探したがやっぱりない。
以前は迷うくらいあったんだが。


3~4着しか作らないんだけど(副素材がそれしかないのだ
頼むから補充してくれ)まぁバーバリーなら他に使い道あるだろうし。


ハトメというのかカシメというのかアメリカンスナップというのか
アメリカンホックというのか知らないがそれの6mmもない。


リボンもレースも種類がないうえ置いてある位置が下すぎて
探しにくいことこの上ない。


それらを探すんだからもう時間かかるわかかるわ(けっきょくない)。
不満たらたらだが他に手芸屋さんがないんだから仕方ない。


えんじとベージュのぽこぽこしたやつと焦げ茶のシーチングで
ノースリーブのワンピースを作るのだ。


予定としてはこげなやつ。







これはこのマリーンのために作っていたのだが
急遽叔母へのプレゼントにした。


スカートがもうちょいタイトになるはずだったがこれでもいっかな。
…や、ボリューム少しダウンさせようかな。


作ってみたらちょっと気に入ったので色違いを作ってみようと
思っていたところぽこぽこ布を見付けた。


これがいい色なんだ。
明日から創作にかかれるといいな~。






帽子とストール(冬にはマフラーという名で出した)も差し上げた。
販売用にはどうしようかな、帽子とストール。